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失恋キューピッド
第8章 チャンスの神様は後ろハゲで底意地が悪い

──────…
「愛弓〜、ご飯よ〜!」
いつの間にか寝てしまっていたみたいで、カーテンが開いたままの部屋の中は真っ暗だった。
着たまま寝たためにシワになってしまった制服に泣きそうになりながら部屋着に着替えて階段を下りる。
キッチンの横をすり抜けてリビングに入り、椅子に座ったら
「少しは手伝おうって気にならないの?」
母が呆れ顔でこちらを睨んできた。
「だって邪魔でしょ?」
あたしはごく自然に、テーブルの皿からクッキーを摘まんで口に入れる。
「愛弓〜、ご飯よ〜!」
いつの間にか寝てしまっていたみたいで、カーテンが開いたままの部屋の中は真っ暗だった。
着たまま寝たためにシワになってしまった制服に泣きそうになりながら部屋着に着替えて階段を下りる。
キッチンの横をすり抜けてリビングに入り、椅子に座ったら
「少しは手伝おうって気にならないの?」
母が呆れ顔でこちらを睨んできた。
「だって邪魔でしょ?」
あたしはごく自然に、テーブルの皿からクッキーを摘まんで口に入れる。

