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すきまクラブ
第1章 1. 社会科準備室
高校に入学して2ヶ月が過ぎた。
放課後の校内は、部活動に向かう生徒たちで賑わっていた。
さやかは部活に入っていない。
中学からの友人たちといくつか見学に行ってみたが、どれもそこまで魅力を感じなかった。
帰り仕度をしていると、廊下から社会科教師の須藤が顔を覗かせた。
「お、茅野、ちょっといいか?手伝って欲しいんだけど。」
教室に残っていた女子生徒数人がきゃっきゃとざわつく。
須藤は生徒から人気が高い。
30歳独身。
185cm以上はありそうな身長と、高身長な人にありがちの猫背。
あまり教師らくしないラフな髪型で、スーツよりはむしろサーフパンツのほうが似合いそうだ。
「須藤センセー!」
語尾に明らかにハートマークのついた女子の呼びかけに対し、イケメン俳優の舞台挨拶のような笑顔で答えている。
「高橋、今度の遠足のしおり、よくできてるよ。さすが」
「ほんとー?うれしー!ありがとうございまぁす!」
高橋由里は本当にうれしそうだ。
顔を赤らめてニコニコしている。
「表紙のイラストは矢野が描いてくれたんだよな?矢野は絵が上手いんだなぁ」
「もー せんせーわざとらしい」
矢野岬は、言葉とはウラハラにこちらも顔を少し赤らめてうれしそうだ。
「そう?ほんとうに上手だと思ったよ。じゃ、気をつけて帰れよー」
「はーい!さよーならー!」
さやかは急いで荷物をまとめ、
爽やかに廊下を歩いて行ってしまった須藤を追いかけた。
「先生!」
須藤は驚いたように振り向いた。
「ああ!そうだった!社会係の茅野にお願いがあったんだ。」
放課後の校内は、部活動に向かう生徒たちで賑わっていた。
さやかは部活に入っていない。
中学からの友人たちといくつか見学に行ってみたが、どれもそこまで魅力を感じなかった。
帰り仕度をしていると、廊下から社会科教師の須藤が顔を覗かせた。
「お、茅野、ちょっといいか?手伝って欲しいんだけど。」
教室に残っていた女子生徒数人がきゃっきゃとざわつく。
須藤は生徒から人気が高い。
30歳独身。
185cm以上はありそうな身長と、高身長な人にありがちの猫背。
あまり教師らくしないラフな髪型で、スーツよりはむしろサーフパンツのほうが似合いそうだ。
「須藤センセー!」
語尾に明らかにハートマークのついた女子の呼びかけに対し、イケメン俳優の舞台挨拶のような笑顔で答えている。
「高橋、今度の遠足のしおり、よくできてるよ。さすが」
「ほんとー?うれしー!ありがとうございまぁす!」
高橋由里は本当にうれしそうだ。
顔を赤らめてニコニコしている。
「表紙のイラストは矢野が描いてくれたんだよな?矢野は絵が上手いんだなぁ」
「もー せんせーわざとらしい」
矢野岬は、言葉とはウラハラにこちらも顔を少し赤らめてうれしそうだ。
「そう?ほんとうに上手だと思ったよ。じゃ、気をつけて帰れよー」
「はーい!さよーならー!」
さやかは急いで荷物をまとめ、
爽やかに廊下を歩いて行ってしまった須藤を追いかけた。
「先生!」
須藤は驚いたように振り向いた。
「ああ!そうだった!社会係の茅野にお願いがあったんだ。」

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