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すきまクラブ
第1章 1. 社会科準備室
壁の向こうのふたりが倉庫をでた後も、さやかは準備室にいた。
イスに座って脱力している。

今見たものが、何をしていたのかはもちろんわかったが、初めてみる光景にしばし呆然としていた。
兄のエロ本やエロビデオはこっそりみたことがあったが、実際みるのとでは全然違うと思った。

さやかは、自分のショーツがぐっしょり濡れていることに気がついていた。
もちろん、それが何を意味するのかも。


準備室のドアを見た。
ドアは閉まっていて、だれも来る気配はない。

イスに座ったまま、さやかはスカートを少し捲った。

ショーツのクロッチ部分をそっと触ると、粘度のある水分でビショビショだった。

布地の上から、パンパンに腫れたクリトリスを擦ると、大きな快感の波が襲ってきた。

そのまま、その晴れ上がった突起を擦ったり押したりつまんだりする度、快感はどうしようもなく大きく膨らんでいく。

ついにさやかは右足を立て、ショーツの横から指を滑り込ませた。

さっき、男子生徒が女子生徒にしていたように。


指を穴に滑り込ませると、クプッという音とともに、液体が溢れ出てきた。


「あ・・・」


自然と声が出た。


指を激しく出し入れし、快感の階段をのぼっていく。




そのとき・・・




廊下から足音が聞こえた。

さやかはイスから跳ねるように立ち上がり、スカートの裾で急いで手をぬぐった。



同時に準備室のドアが空き、須藤が顔を覗かせた。

「あれ?茅野、まだいたんだ。電気もつけないで・・・」


そう言って須藤は入り口にあるスイッチを押して、部屋の電気をつけた。


「あ・・・ ちょっと、寝てしまって」

さやかは目を合わせられずに俯いてそう言った。

「今日はもう遅いから、帰りな。」

「はい・・・」


バッグを掴んで歩き出したとき、ふと資料を出しっぱなしにした棚の穴が気になったが、そのまま須藤の横を通り過ぎた。


「先生さよなら!」


「おう・・・ 気をつけて」


さやかは振り返ることができずに、廊下を足早に歩いた。
今、顔を見られたら、上気しているのがばれてしまう。





下を向いたまま歩いていくさやかを、須藤は不思議そうな顔をして見送った。

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