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第2章 突然のキス

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「ここ初めて来たけど！食事も出来るし遊べるしいいね～」

「ほんとワクワクしてきた♪」
「だろ？」

「うんうん♪～♪』」

都内の室内パーク！

ちょっと混んでるけどそれは
仕方がない‼……
ここなら雨が降ったって遊べるし


家族連れからカップルまでいて凄く賑やかなの‼


いろんなアトラクションもあるし楽しい！


うん。楽しいんだけど………………


アトラクションってふたりで乗ったりペア組んだりするのが多くて───

英美ちゃんと真司君は夫婦だし…

そうすると自然と私と鏡也さんがペアになるわけで…


〝ほら葉瑠ちゃん〟──なんて腕を引っ張られて連れられて─

〝はぐれちゃうよ？〟……ってそのうち手まで繋がれて……どうしたらいいの？

タケル似のイケメンさんにドキドキしちゃって…私ったら、また顔が赤くなってない？

もう昨日から私、おかしいよね！


あの～鏡也さん─？

もうアトラクション終わりましたけど……？

このままでいいの！？

繋がれた手をボーっと見ていたら──


「………ん？……なに！？…あ～これ？─迷子になったら困るからこのまま。……ねっ？」

繋いでる手をわざわざ上げて言わなくても……
しかも迷子って……子供じゃないんだから‼

んもぅ～！そんな笑顔で言われたらキュンキュンするでしょ？

英美ちゃんと真司君がニヤニヤ見てますよ鏡也さん！