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第2章 葉桐ウキョウ

俺は車を走らせ一時間もかけないぐらいで品川ジュエルに到着した。


今回、ケイジはある男と取引をしに品川ジュエルに来ていた。


ケイジ曰く、何者かが俺を調べあげツバサに辿り着き脅迫をしてきたそうだ。


この相手が他の組織に関わっているなら是非、
情報を掴んでおきたいと自ら志願し、保護チームを連れて品川ジュエルに来た。


俺が車を走らせてる途中にナミエから電話があり、取引の金額が送金された後に、ホテルのフロントにさえ繋がらなくなったと連絡があった。


嫌な予感がますます的中に向かい走り出す…


俺は、ホテルの地下駐車場に車を走らせた。


「何だ！」


地下駐車場は、真っ白い煙に覆われまるで霧のように視界が奪われていた…