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つみとバツと結
第5章 伊崎キリコ
ドアの向こうにはいつの間にかキリコが全裸で待っていた。


「珍しいな…。私の前戯は命取りになるのを忘れたか?」


「すまない。急用でな。新な武器の情報が入ってきてそれを伝えに来た。」


「別に今じゃなくてもいいんじゃないか?」


「ミカエルの一部があるかもしれないからな。」


「へー…。なら、行って確めて来い。その力は必要だ。ソウジュウロウも連れていけばいいわ。」


「いや、一人で行く。その方が動きやすい。天使の能力は邪魔になるだろう。」


「まぁな。早めに戻ってこい。『コピス』はもう破壊出来るからな。」


「分かった。」


セイヤは時計塔を後にし、すぐにスグルのいる場所に向かった。
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