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この春 少女から、、。
第9章 約束、、から
でも
娘の私から見ても 色っぽい瞬間は ある。
庶民的な 吉瀬美智子、といったところか、
よく 言えば。

私も 時々言われる、
年代が違うし あまり よく分からないけど。

いやだ、いやだ、、
悪魔の 想像だ、、、。

どうしてしまったんだろう、自分。
はしたない残像を 打ち消した。



大学生活も 少々慣れた 月末の日曜日、

日差し暖かい 散った桜の舞う国道で
またポルシェを待ってた。

今日は 百貨店で買って貰った 白の下着に 薄グリーンのワンピース、生成りのカーディガン。

「次は もっと 愛して上げる、、」から
随分 たった、、。

昨日の土曜日
院内で また ドキドキする事が、、。
その時は 事務の田原さんも 助手の三木さんも いた。

奥の 処置室。

時々 手伝う 唾液のバキュームを 院長の補佐で やっていた。
患者は 近くのお馴染みのお婆さん、耳が遠い。

仕事中に、、
こんな事は 勿論 初めてだった。
すぐ 向こうの 処置室には 三木さんだって 居るのに。。

「トイレで パンティ外して
待っていなさい。」

院長が 耳もとで はっきりと囁く。

え、、、っ?? ええっ、、、?

「今すぐだ。」
問答無用の その絶対的な 声。
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