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この春 少女から、、。
第11章 純一
その日は
中学の部活の仲間達と 久しぶりに集まって ボーリングでも 、って話しになり ワイワイと盛り上がっていた。

春休みのボーリング場は 結構混雑して 全てのレーンが 埋まって 相当賑やかだった。

純一達は 四人で 三ゲーム目に突入する頃 、
同じような 年頃の 女子四人が 隣のレーンに来た。

若干気には なりながらも 相変わらず それぞれ力強く ピンをなぎ倒していく。

「おおーーっ!!」

バーン!!っと ピンが気持ちよく弾け飛び散ると その都度 大きな歓声を あげながら。

隣の女子の一人が 時々 拍手をしてくれてる。


盛り上がる男子達は どうしても 視界に入るのだろう。
お愛想の拍手でも またさらに 男子のテンションは上がる。
一人の拍手が二人になる時も。

気持ちいいストライク後の ガッツポーズが 隣の女子の方にも 向けられるように なる。

「いけんじゃない? お隣、結構可愛いかったり。」

ヒソヒソ そんな会話が始まる。

四人の女子は そんな騒ぐタイプでもなく 二人はちょっとボーリングには 相応しくないような スカート姿、

いや ミニとかではなく 山ガール的?な ちょっとどちらかと言えば 野暮ったい。

後の二人は パンツ姿で 一人はお姉さんタイプ 一人は運動系な 感じ。

「あの子 いいよな、っ 可愛いー、ほら白い方。」
「俺は あっち、チェックのスカートの。」
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