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この春 少女から、、。
第11章 純一
翌週から
ちょっとウキウキの高校生活が 始まった。

それぞれのクラスに分かれ ほぼ初対面の まだ 緊張感の漂う新鮮な教室。

この高校は 部活が必須で 運動部か文化部か音楽部 どこかに 所属しなくては いけなかった。

もちろん純一はバレーボールに決まっていたが。

一年生はまず部活の説明、プレゼンテーションを受ける。
その日の放課後 その部活会があった。
それぞれの教室の入り口に ○△部と 案内が貼られ 、一年生は お目当ての教室に入って 説明を聞く、いくらでも 回っても良かった。

純一は当然 バレーボールの 部屋の 最前列に 座った。
過去の実績や 部員達の練習風景など まるで プロモーションミデオ並みの 映像が 流れていた。

ふと廊下側を見ると 数人の 人だかり、迷ってる一年生なんだろう、 その中の 端っこの無表情な 女子に 目が止まる。

あっ、、、確か こないだ ボーリング場で、、?!

肩くらいの短かめの ボブで 顔が小さい、黒い目。
色白で やはり 可愛い 大人しい雰囲気。

確か あの子、、だ。
同じ高校だったのか、、。

次の瞬間には その人だかりは 流れて 違う教室に向かってしまったようだ。

何の部活なのかな、、。

次に綾子を見たのは 部活始まって 数日経った、その日の放課後。
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