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第14章 初めての お泊り

「サイコーっ！！」

両手を大きく広げ 力一杯 のびをする純一。

気持ちいい 青い空、
ほんと 久しぶりの 爽快感！
来て 良かった。。

海には もうたくさんの学生達、テーブルもいくつも用意されている。
食材やら飲み物がぎっしり置かれ、女子を中心に準備の真っ最中。

手伝おうとすると笑顔で 大丈夫です、と。
新入生歓迎会なので 全て二回生の段取りと決まっているらしい。

私達が 到着すると いきなり呼ばれる純一、北田さんも走ってついていく。

向こうの 砂浜に ネットが張られてる、結構な人だかり。
鞄をその辺に放り投げ シャツを脱ぎながら走る純一。

「綾子も おいでっ！」

ビーチバレーかな、私達も 向かった。

いきなり輪の中に入る純一らを 目で追う。

今日の集まりは 大学のバレー部とバスケ部、毎年の恒例行事のようで 皆 彼女や彼、友達とかも参加してるよう。

ちょっと若いオトナ達が 真剣に遊んでいる 光景は 大学生になった なんとも言えない 開放感を実感する。

久美さんと 並んで 脇のベンチに座る、
明るく 声援を飛ばす久美さん、可愛い、、。

ボールで戯れ合ってたかと思うと バスケ部 バレー部対抗戦が始まり 盛り上がってきた。

皆 背が高い、185 センチほどの純一が 普通に見える。