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この春 少女から、、。
第14章 初めての お泊り
広い窓サッシを開けて 外に 出た、
下駄が 二つ 用意されていて デッキチェアも二つ。

「気持ち いいーっ!!」

あっ、、、
テラスの端に 丸い露天風呂!

えっ、、凄い、、!

「お風呂で 一緒に 星見たかったんだ」

きゃぁ、、、っ!

笑顔が止まらない、こんな素敵な部屋、
かっこいい純一、ドキドキする、、。

あたりは もう暗くなって 星が パラパラ見え始めていた。

早速お風呂の準備をする純一、
「先に 入ってるねっ」

砂だらけの 鞄を整理しながら 着替えを出す。

あぁ、、、
いよいよ、、、。

二人で 一緒にお風呂なんて 恥ずかし過ぎる、、

でも こんな素敵な楽しい デート、
純一が 憎いほど かっこよく思えた。

今日は 全て 純一の思うように 好きなように、、。

覚悟と期待、、。

あっ、、、アンダーヘアどうしよ、、。


「はやくっ、綾子ぉー。サイコーだっ」

窓の向こうで 手招きする。
今日は 何回 サイコーって 言ってるのか 純一、
ガッチリした肩が 男らしい。


洗面所でゆっくり 裸になっていく。
少し灼けた 肌は ピンク色で なんだか自分でも 艶かしい、、。

泡立てて シャワーを浴び 隅々まで 洗った。
シャンプーもした。

ちゃぽん、と丸い露天風呂に入る。

純一が すかさず 後ろに周り 肩から 覆いかぶさるように

「遅いよぉ、、。」
甘えたような 声。

初めて二人でお風呂に、、!

すっぽり と
抱きしめられた。
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