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この春 少女から、、。
第15章 愛の ある、、
テラスの方から ぴちゃん、ぴちゃんと水の音、
あ、お風呂入ってるんだ。

テーブルを見ると お夜食が半分になっでいる、
窓をコンコンと鳴らすと 純一は振り返り、笑顔で手招きする。

私も熱いシャワーを浴びて テラスに出た。

気持ちいい眩しい 朝。
山が青々としてる。
アヒル達の声が元気よく 間近に聞こえる。

なんだか 純一の顔、、
また 大人びて見える。
水面が反射して キラキラしてる。


顔を合わせるのが 恥ずかしい、、。
照れる、、。
あんなに何度も 感じ 求め合った。

優しく 強く 二人で何度も 果てたのは
つい数時間前の事。

カラダには純一の刻んだ余韻が まだズキズキ痛いが
気持ちは なんだか清々しかった。

ゆっくり湯船に入ると
すかさず純一が 背中から 密着してくる。
腕ごとすっぽりと 包まれた。

体重を預けながら 空を見上げた。
高い青い 空、雲一つなく。

暖かい湯気の中、
どこからか飛行機の唸る 遠い音。

ふわふわと湯船に浮かぶ乳房を
もう 自分のもののように 触る純一。


穏やかな 静かな 朝、
昨日までとは 全然違う 自分を感じていた。




数日後、

あんな 事件が
起こるなんて夢にも思わず、、。

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