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第15章 愛の ある、、

連休後 大学では 久しぶりに みきちゃんに会い、
お昼を食べながら お喋りに花が咲いた。

みきちゃんのバイトの話し、サークルの事や 合コンの事など 明るくて 情報量も多い、
早く彼が欲しいと 無邪気に笑う。

「綾ちゃん 何か 綺麗になったよー。
痩せた？ 」
突然言われ 驚きながら
痩せてないし 何も変わらないよー、と。

「さ、て、はぁ、、そーゆー事かぁ、！」
と
遠慮なく 覗きこむ みきちゃん。

えっ、、。

黙っていたら、、
ふぅーん、いいなー、と口を尖らせる。

ええっ？、、
なんで 秒速で読まれて しまうの？、、。

みきちゃんを口実にした手前 少し罪悪感。
だけど 女性って 何か凄いな、、と
ちょっと怖くなった、、。


そう言えば あのお泊まりデートの日も、、。

お昼過ぎに帰宅したら
母がリビングで 録画してたドラマを見てた。

「何か食べる？」
大丈夫、と言って キッチンで水を飲んだ。

ふと そのドラマのシーンが 目に入る。
学生の息子？が 彼女が妊娠した、と告白、母親が 動揺するシーン、、。

「綾子も気をつけてよー。」

ええっ、、、、！？
テレビに向いたまま 母が ボソッと。