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この春 少女から、、。
第15章 愛の ある、、
「へ、、変な事言わないでよ。」

昨日からの今日だけに 冷静を 頑張った。
何気ない言葉だったのかもしれないけど、、。

なんか
女性って やっぱり 怖い、、かも、

後ろめたい 自分のせい、、?




翌週のある日、
いつものように五時にバイトに入った

院内は たくさんの患者さんで 院長はじめ スタッフが 忙しそうに 応対していた。

休み明けから結構 混むようになった。
基本予約制だが、所々に新規の患者さんの治療が入る。

器具の消毒やら タオルの補助、ゴミの片づけ、あちこちの清掃、患者さんの誘導、衛生士の補佐、、。
綾子も 忙しく動いた。


あの長い日曜日 以来、

院長とは 目を合わす事もなく、
なんだか 避けられてるような、、。
そうなると 余計に 綾子も 気まずかった。

でも 長期間になると やはり少しは気になる。

二人だけの 秘密、は
なかった事に でも 出来る。
院長は妻帯者だし もちろん誰にも言える事じゃない。

純一にも もう後ろめたい事はしたくない、
また誘われたとしても 断ればいい。
このまま自然に忘れても 全然いいかな、と。

院長には 分からない事が多過ぎる、
考えても答えのない事。
もう 怖いとかも ない、嫌悪もない。
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