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第17章 病気

助手席で また後悔、。
自分の弱さにも ほとほと嫌気がさす！
結局は言いなりじゃない、、。
情けない、、。
もっとしっかり自分を持てるようになりたい、、。

でも
警察、、って、、。
さっきの話しも気になる、院長の周りに 何かあったのか、、！？

十分ほど走った辺りで ポルシェが停まる。
どこかの学校？の 誰もいない閑散とした駐車場。
高台になってて視界の向こうに うっすらと夜景が広がる。
暗い場所も まだ怖い、、。

「何かあったの？」院長が切り出す。
「い、、いえ 私は特には、、。
院長は？」

「言ってくれないか。
首や手のあざ、、何日か前 かな？」

えっ、、！！
ずっと長袖 着てるのに。
なるべくうつむいて いるのに、。
アザも もう随分薄いのに、、。

「あ、海行って 灼けて 掻いちゃったん、、です、肌ちょっと弱く、、て。」
突然 ガバっと腕を掴んで 袖をめくり上げられる。

、、、、、。

「掻いた様子はないけど？」

「いやぁっ！」
綾子はとっさに腕を振り切る。 震えながら。

下手な嘘も 見抜かれた？
動揺を隠し切れない、、
でも、貴方も同じような事したでしょう！

「院長こそ、、
何か あったんじゃあ？」
震える声で 切り替えるように、、。