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この春 少女から、、。
第19章 最後の
院長は またグラスにお酒を注ぐ。
やんわり浴衣のはだけた胸が 少し紅い、
お酒のせいだろうか 院長のその仕草が色っぽくドキドキする。

「少し飲みますか?」
「えっ、、、。」
明日で十九歳、少しなら いいか、、。

柚子の爽やかな匂いのする お酒?を舐めるように口に含んでみた。
あ、、おい しい、、。
「少し だよ、。」と言って笑う院長。
とても優しい穏やかな表情。
静かな この部屋、この豪華なお料理に 似合っていた。

箸が ゆっくり、だけど なかなか進まない。
美味しそうなご馳走なのに やはり食欲もない。
喉だけが 渇く。

「あの、、聞いてもいいですか、、。」
「何、?」
「奥さんの 病気って、、。」

突然、、
聞いてしまった、、。
さっきの おばさんの目が 目の奥に居座ったせいか。

「すみません、、
病院にいらした日 私を見た目が 、、
忘れられなくて、、怖くて、、。」

そうだったのか、
すまなかった、、と言って
院長は ゆっくり話し始めた。

小さな声で 丁寧に、。
一言一言 自分でも噛み締めるように。
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