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この春 少女から、、。
第21章 十九歳
「前から 超偏見で自己中だったよね、いい気味だわ、あの教授。」
と ヒソヒソ声のみきちゃん。

結局 誤解だ、言葉のあやだ、とか必死で話しを収める教授、なんだか みっともなかった。

「皆さん勝手に中断してすみませんでした!」
とその女子は 凛とした表情で 生徒に頭を下げ パラパラ拍手まで起こる。
誰が見ても 気まずそうな教授の完敗だった。

ちょっと感動した、、。

あんな風にはっきりと自分の気持ちが主張出来るなんて、しかも とっさに大勢の前で。
素直に かっこ良過ぎる!
同じ一年生で 同じ女子なのに。

自分の事を ふと振り返っていたタイミングで
頭を がん!と殴られたような気がした。

自分がますます格好悪く 中途半端な弱さを実感する。

自分と誰かを比べても到底かなわない事ばかり、なので これまで比較対象した事すら なかった。
結局はそんな自分に満足していたからか。

今日は 心が ザワザワ むずむず していた。
決して感情的ではなく 真っ直ぐな意思表示が出来る彼女を 心底羨ましいと思った。

帰り道、純一からのLINEに気付く。
純一とは一昨日の電話で あれっきりだった。
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