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この春 少女から、、。
第7章 クリスマス
純一の 部屋はひんやりしていた。

綾子の気分も 少々モヤモヤして
誕生日&クリスマスと言う 楽しいイベント には 相応しくない 心境だった。
エアコンにスイッチを入れた純一は
その手で 私を抱き寄せた。
有無を言わさない力。

「あぁ、、久しぶりだ 綾子の香り」
純一の胸にすっぽり収まった頭を 撫でながら
片手は 腰に巻かれ お尻の膨らみを 探すようまさぐる。

エアコンのグィーンと唸る音、
窓からの 赤い陽射し、薄暗い部屋を照らしている。

こうされると また 胸が ドキドキ高鳴ってくる。

嫌、、、?

いや、じゃ ない。
求められ 純一に まさぐられる 自分は 決して 嫌じゃない、、。
だけど だけど、、、。

ささやかな 心の奥の抵抗、
いつものように 委ねたがる カラダに 問いかける。

いいの?いいの?、、、。

ゆっくりとベッドに押し倒される、
純一の 柑橘系の コロンの香り。

唇が重なる。

ゆっくりと 優しく 柔らかさを確かめ合う、感じ合う、
何度も 唇が 唇で 触れ合い、
奥の 熱い粘膜を催促しているように。

こんな事、、あの女性にも
したのだろうか、、、。
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