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-蜜姫-
第3章 -第二章-




「蜜姫様。

喉が渇いてませんか?」




「え?」




男は 水の入ったグラスを雪乃に差し出した。




コクリ



雪乃の喉が鳴る。




確かに 喉が渇いてる。




でも…………






躊躇してる雪乃を見て 男はクスリと笑う。





「大丈夫です。

変な薬も入ってないし、ナニもしませんよ」




「……………。」





雪乃は 恐る恐るグラスを受け取り、水を飲む。



冷たくて 美味しい…!




雪乃は一気に 飲み干す。




カチャカチャ……




「冷たいお水ばかりだと身体を冷やします。


こちらも どうぞ。」




男は 雪乃にミルクティーを差し出した。



大好きなミルクティーを見て雪乃は 驚く。



「あ……ありがとう…ございます。


えっと……?」






「…………雅人です。」





「え?……」






「まだ名乗ってませんでしたね。


私は 西條 雅人(サイジョウ マサヒト) と申します。


あなたの執事ですよ。」




「へ?……執事?……」




雪乃は キョトンと雅人を見上げる。





「ミルクティー、お好きでしょう?

冷めない内に どうぞ?」





「あぁ……はい……」




雅人に言われるまま、ミルクティーを飲む。




あ…………美味しい…!

私好みの濃さと甘さだ……!



雪乃は思わず笑顔になって 雅人を見上げる。




「……!!!!」



雅人は、その笑顔に目を奪われる。



だが、すぐに優しく雪乃に見つめ




「少し、話をしましょうか。」



そう言った。



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