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tsu-mu-gi-uta【紡ぎ詩】
第36章 妻が突然いなくなったら?~時代劇 その木戸を通って より~
 ただ、人の縁とは何か?

 を私は強く感じました。一生にわたって添い遂げて側にいても、

 その実、心が通い合っていない夫婦もいる。

 しかし、ふさと清四郎はわずかな月日を夫婦として暮らしただけにも拘わらず、

 彼女は清四郎に一生消えることのない足跡と面影を刻んで

 いなくなった。

 短い縁でしたが、 深い縁があった二人だともいえます。

 ふさは精神的な病気だったのかもしれないですね。

 何かが起きて記憶を失ったというよりは、元々、そういう風に捕らえ所のない気質、
 
 つまり一カ所に定住することのできない性分だったのではないかとも思います。

 主演の浅野さんは若いですね。

 浅野ゆうこさんといえば昔はトレンディドラマで鳴らしましたが、

 このドラマでも本当におきれいです。

 ちなみに、このドラマは作成後十五年して映画化されたそうです。

 深い余韻を残す名作ですから、一人でも多くの方が見られるようなったことは

 良かったと思います。

 後は市川監督がこだわられただけあって、情緒のある映像が印象的でした。

 笹の道を通った木戸の向こうに何を見るのか?

 それはこのドラマを見る人それぞれが思い描くものなのでしょう。

 私はそのように考えました。 
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