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tsu-mu-gi-uta【紡ぎ詩】
第156章 一冊の古書に思うこと~読む、書く、伝える、心と心のつながり~
 子どもの頃から、古書を買う機会は滅多になかった。特に迷信深いわけではないが、本にしろ何にしろ、他の人が所有していた品には持ち主の精神(こころ)が宿るという言い伝もあり、母がその類いを信じているからだ。
 だが、その考えはあながちまったくの迷信とも言い切れないのではないかと思う。例えば、事故物件などの車などはできれば品質の割に格安で中古販売されていたとしても、買わない方が良いといわれている。また宝石類などは主に女性の持つ装飾品であり、特に前所有者の念が宿りやすい傾向にある。
 リサイクルでレアの石の指輪を購入した女性に何故か不幸が続き、とある知り合いのお寺の僧侶に相談したところ、前の持ち主の執着が指輪に宿っていて、その人自身が不幸な死に方をしたという。女性はすぐに指輪を手放したところ、不思議なことに不幸はぴたりと止まった。
そんな眉唾物の話は信じないという方も多いだろう。考え方は人それぞれなので、否定するつもりはない。ただ、この世には科学で解明できない不思議な話があるのも事実なのではある。
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