この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
思い出のアルバム
第21章 赤い糸は…


あ……卒業式の日だ。

あの…電車を待ついつもの後ろ姿。

改札へ向かう道から見る、最後の後ろ姿の写真……

思わず撮ったんだっけ。


修ちゃん見たら驚くかな……

“何この写真…”って不思議に思うだろうな…





制服最後の2ショット。

うん……良い笑顔してる……。本当に幸せだった。

あの時間の電車で出逢えた事、本当に奇跡だよ。





あ……東京の修ちゃんの部屋。

ふふふ…こんなに、お互い撮り合ってたっけ?

やだこの顔…いつ撮られたんだろう。

ヤバい!!この修ちゃんの表情…可愛いー!!


やだやだ!!何この寝顔!!修ちゃんいつの間に!!

あ…あたしも修ちゃんの寝顔撮ってるし。同じ事やってる……。




修ちゃんから見ると私は

こんな風に写っているのかな?


こんなに良い顔で……笑ってるの?


どんな思いでこの写真を撮ってくれてたの?

最初はあんなに嫌がってたのに……





そして最後の1枚は……


この前、成人式のお祝いに修ちゃんに作った


ちらし寿司だった。



ねぇ……


何も言ってくれなかったじゃん。


気付いてくれたって事?


だから撮ったの?


つーか……実家にまで私とのカメラ持ってきてたの?


もしかして、いつもカメラ…持ってたの?




ねぇ…修ちゃん……




/224ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ