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束縛されるなら君に
第2章 2
一つずつ消していく度に指が動く。
果肉の奥をまさぐり、右へ左へ上へ下へ。

擦られるたびに奥はさらに疼いてどうしようもなくなる。
だって私は知っているのだ。
指よりももっと奥を突いてくれるものがあることを。
指よりももっと穴を拡げてくれるものがあることを。

それらが全て気持ちいいことを知っているから切望する。

「あ、あと一人でオナるのも禁止だよ?俺しかここには入れないから」

躊躇っていたら指が激しく蠢いた。
二本に増えた指が私の窪みを何度も擦り上げる。

「あぁあっ、やぁあん…っ、あぁっ、あっ、あぁぁあ…ん……っ、」

焦らされた分、その快感は私を魅了した。
今は授業中だと言うのに、誰かが廊下を通りでもしたらバレてしまうと言うのに。
それでも声が抑えられない。


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