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束縛されるなら君に
第1章 1
何人の男と寝たかなんて覚えちゃいないけど。
経験がものをいうのか感度はいいほうだと思う。
だから仕方ないんだと思いたい。
この子の指の動きは絶妙で、焦らしながらも的確に私の中の窪みを探しあててくるし。
自分じゃ届かないその場所を何度も指の腹で擦ってくるから。
「や、だ……っ、も……っ、」
頭の中は拒否しても体は正直で、私はあっけなくイッてしまった。
こんな二十歳くらいの男の子にしてやられるなんて悔しい。
今日ばかりは淫らな自分の体が恨めしかった。