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束縛されるなら君に
第4章 4
「……あ…、あ……っ、あぁああ……ん…っ!」

「ふふっ、彩さん、どんだけ変態なの?俺の指が入るとこ想像しただけでイッちゃうなんて」

「や……あ、だ、だって……っ」

「指だけでそれじゃあ、僕のをお尻に挿れたらどうなっちゃうんだろうね」

ごりごりと膣肉を擦り続けたまま、瀬田くんは指で後ろの穴を左右に拡げた。

「大丈夫だよ。最初はバイブを挿れて、どっちの穴も気持ちよくしてあげる」

想像しただけで、ナカが締まる。
そのせいか、瀬田くんも少し苦しそうに息を弾ませた。

「もし、また彩さんとセックスできたら、その時はたくん弄ってあげるね」

激しく腰を打ち付けながら、最後は無言で終わりを迎えた。




合鍵が机に置かれ、パタン、とドアが閉まる。

もう、涙は出なかった。

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