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束縛されるなら君に
第6章 6
「は………あ、っ……」

「ふふ、彩さんのここ、どっちもひくひくしてる。二週間してなかったから欲求不満だった?」

「そ、そんなことは……ない、けど……っ」

液体はゆっくりと流れて、やがてその穴に到達する。
そして瀬田くんの指がつぷ、と中に入った。

「……あ、あっ……」

「どう?気持ちいい?」

昔弄られた時よりも、興奮した。
気持ちいいというよりはまだ違和感の方が強いけど、この状況が何より興奮する。
裸にされているのにまだそこ以外どこも触られていなくて。
それなのに媚薬でも飲んだかのように、そこは敏感に反応した。


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