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穢れ貴き美しき
第3章 いつもと違う時間に電話

「もう触ってるの?」


「・・・はい・・」


「どんなふうに触って、どのくらい濡れてるのか、言ってごらん」


「・・・ショーツの上から、触ってて・・ショーツに染みるぐらい・・濡れて、ます・・・」


羞恥で顔が熱くなる。


「何考えてたの?」


彼は意地悪く訊ねる。分かってるくせに――――


「ご主人様の、ことです」


「俺の?」


「・・・言わなきゃだめ?」


「言わなきゃだーめ」


「・・・ご主人様に犯される姿を・・・・」


「犯されたいんだ」


「・・・はい」


「いいよ、犯してあげる。 ショーツ、脱いで」


「はい・・・」


私は右手で携帯を持ったまま、左手だけでショーツを脱ぐ。慣れない動きのせいで、いつもより時間がかかってしまった。

「ほら、どうされたいか言ってごらん」


「や・・・」


そんなこと――――


「舐めて・・・欲しいです・・・」


「どこを?」


「ま・・・マンコを・・・」


「どんなふうに?」


「舌で、激しく・・・」


「いいよ。舐めてあげる」


彼は声を潜めた。私は濡れそぼった秘密の花びらに指を這わせる。


くちゅくちゅくちゅくちゅくちゅくちゅ・・・


「あ、あぁんっ・・・」


電話口から聴こえる淫靡な音に、私は右手の指を激しく動かした。花びらの奥に秘められた池は、かきまわされてぐちょぐちょと恥ずかしい音をたてる。私はその音に、更に欲情した。


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