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穢れ貴き美しき
第1章 初めてメールした日から電話まで

<親がまだ寝なくて>

<あー 美貴ちゃん実家暮らしだもんね>

<ごめんね>

できることなら早く彼の声を聞きたいのに。

<何時ぐらいなら大丈夫?>

<23時ぐらいなら>

<わかった。じゃあそれまでメールしよ>

<うん>

随分早急な人だ。でもなぜか全然嫌じゃない。

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