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第2章 ××

｢顔を上げて、私達に見せて？｣

上から降ってきたのは思いもしない優しい声

声の通りに顔を上げたら見えてきたのは優しい顔をした女性と男性で その笑顔は暖かかった

｢若いっていいわね…やっぱりお肌にツヤがあるわ｣

女性が自分の頬を撫でながら言った

それがなんだか可笑しくてｸｽﾘと、小さく笑みを零した

｢ふふ やっと笑ってくれた｣

入る時もずっと難しい顔して怖かったのよ～？なんて
、ニッコリしながら話した女性は年上のハズなのにとても可愛いと思えた

｢想ちゃんも 何か言ってあげたらいいのに｣

女性が男性に同意を求めると少し困った顔をして｢よろしく｣って

無愛想な感じもしたけど優しい人達だった