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今宵、君の全てを
第1章 今宵、君の全てを
「脱いで?」
狭いシングルベッドの上、向かい合わせに座った真純に促す。
「えっ」
見る間に顔を赤く染め、形の良い眉を下げる。
「ぬっ、脱ぐんですか?」
「そう」
「っ!」
黙り込んだ真純に首を傾げて
「何?脱がされたいの?」
「えっ、あっ!」
聞く振りをしながらボタンに手を掛けた。
「やっ!」
咄嗟に押さえられるのはただの反射。だから止めたりしない。
そもそも、もう待てないし。
全て外して開いた袷(あわせ)から右手を滑らせる。腰から背中へ、その中央をそっと指先で撫で上げて。
「ひっぁあん!」
反らされた身体。そのまま肩から肘の辺りまで服を落として押し倒す。
「やっ」
どちらの手も袖を通したまま服を背中で敷いたせいで、腕を両脇に軽く拘束した形になった。わざと、だけど。
覆い被せるようにキスを仕掛け、覆うもののない乳房を右手で包む。
「外してくれてたんだ?」
「あっ、ん、ふっ……」
柔らかな舌に遠慮なく自らのソレを絡め、真純の言葉を封じた。はじめから深く侵食していく。
「んっ、んっ」
少し苦し気な様子は伝わって来ても、止める事が出来なくて。
食べるようなキスを交わし、右手は強く揉みしだく。
「んっんんっ」
真純の腰が左右に揺れてる。催促されているようで、口許が緩む。温かく滑らかな肌の感触も楽しんで。

夢でも妄想でもない、生身の真純。
見える肌の全てを淡く朱に染め上げ、甘い香りで俺を誘う。
触れれば素直に返される反応が愛しくて……

堪らない……


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