この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
今宵、君の全てを
第4章 後日談
近くで改めて見る真純はふわふわとしたショートヘアーがよく似合い、凄く可愛い。
「ん、会いに来た」
「……すみません」
ドキドキしてる内心を悟られない様、また視線を落とした真純の肩に手を掛けた。
車は何時ものコインパーキング。駅とは反対側へ歩くよう促して。
「髪、結構切ったね」
歩きながら話し掛けると真純の頭がますます下がった。
「に、似合いませんか?」
「いや、可愛いよ」
何故か不安そうな口調。
ショートヘアは初めて見たが、似合わないどころか文句なく可愛い。
「……子どもっぽくないですか?」
「ないよ」
でも、背が低いせいかスーツを着てても社会人には見えない。制服を着せれば高校生でも通じそうな位、可愛い。
「まだ学生みたい。二十四には見えない、かな」
俺の言葉に小さく肩を竦め、真純が恐る恐るといった風に見上げてきた。
「学生……大学生に、見えますか?」
「見えるよ」

今はスーツ姿だし……

頷いて見せるとホッとしたように息を吐かれた。
「……良かった。みんなに高校生みたいって言われて……」

まぁ、そうだろうな……

「気にしてたの?」
「はい……だから、拓真さんに見られたくなくて……」

……は?
/50ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ