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今宵、君の全てを
第4章 後日談
途中スーパーで食材を買って、夕食は二人で作って食べた。と言っても火を通したり、味を整えたりは拓真さんがしてくれたから、私はそのお手伝いをしたぐらいなのだけど。
その後も拓真さんは私を離してくれなくて、片付けもお風呂も全部一緒。今は私を足の間に座らせ、後ろから髪を乾かしてくれている。優しいその手つきは気持ちが良くて。拓真さんの座るソファーに凭れ、うとうとしそうになってしまう。

髪、似合うって言ってもらえて良かった……

ショートカットにしたのは高校生の時以来。福岡から帰ってきた次の日、拓真さんの家に行く前にいつもの美容室へ切りに行ったの。
毛先を揃えるだけのつもりだったけど、たまたま開いたヘアカタログの毛先を遊ばせたマニッシュなショートヘアがカッコ可愛いくて。それを私に似合うように切ってもらう事にした。
せっかくだから最後は目を閉じているよう言われて。美容師さんの声に目を開け、鏡に写る自分の姿に驚いた。
モデルさんよりトップと前髪を少し長目に残し、フワフワと毛先の跳ねるショートヘア。ヘアカタログと違うフェミニンな仕上がり。
髪型は可愛い。可愛いけど……
私、全然成長してないの?
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