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今宵、君の全てを
第4章 後日談
咄嗟に首を覆った手にチュッと軽くキスをする。
「ひゃん!」
そのまま指の間を舐められてビクンと身体に力が入った。
「駄目じゃない」
「あっ」
今度は耳の後ろがチリッと痛んで。
「ベッド、行こう?」
耳元で誘う甘い声にゾクゾクする。
「早く、真純を愛させて?」
「……っ!」
耳介を啄まれると私は弱い。力の抜けたところをグイッと引き起こされた。そのまま寝室へ連れて行かれ、ベッドの上に押し倒されて。見上げた私に拓真さんがふぅっと右の口角を引き上げた。
「うん、短いの、似合ってる」
そう何度も言ってくれたけど、面と向かって改めて言われると恥ずかしい。一気に頬の熱が増した。
「可愛いよ、真純」
横を向いて反らした頬にチュッと唇が降ってくる。
「もっと、よく見せて?」
反対の頬に大きな手を添え、やんわりと拓真さんの方を向かせられた。
耳の後ろで指に髪を絡めて遊ばれて。ソワソワと僅かに触れる毛先と指先。擽ったいのと、ゾクゾクするのと。
「……ふっ、あ……」
思わず漏れた甘い声。
拓真さんの目が弧を描く。
「ホント、可愛い」
少し首を傾げた拓真さんとゆっくり唇が重なった。
「ひゃん!」
そのまま指の間を舐められてビクンと身体に力が入った。
「駄目じゃない」
「あっ」
今度は耳の後ろがチリッと痛んで。
「ベッド、行こう?」
耳元で誘う甘い声にゾクゾクする。
「早く、真純を愛させて?」
「……っ!」
耳介を啄まれると私は弱い。力の抜けたところをグイッと引き起こされた。そのまま寝室へ連れて行かれ、ベッドの上に押し倒されて。見上げた私に拓真さんがふぅっと右の口角を引き上げた。
「うん、短いの、似合ってる」
そう何度も言ってくれたけど、面と向かって改めて言われると恥ずかしい。一気に頬の熱が増した。
「可愛いよ、真純」
横を向いて反らした頬にチュッと唇が降ってくる。
「もっと、よく見せて?」
反対の頬に大きな手を添え、やんわりと拓真さんの方を向かせられた。
耳の後ろで指に髪を絡めて遊ばれて。ソワソワと僅かに触れる毛先と指先。擽ったいのと、ゾクゾクするのと。
「……ふっ、あ……」
思わず漏れた甘い声。
拓真さんの目が弧を描く。
「ホント、可愛い」
少し首を傾げた拓真さんとゆっくり唇が重なった。