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今宵、君の全てを
第4章 後日談
滑らかで白い項。シーツに広がる長い髪も良いけれど、今まで髪に隠されていた華奢な首にもソソラレル。
後ろから真純を抱き締め、何度となく口付けた。項から肩にかけ淡い朱に染め上げ、肩を竦ませる。舌を這わすと細い声で啼く真純。甘く香って震える身体が愛しくて。
「愛してる」
耳元で告げると真純が身を捩った。振り返って俺の首に腕を絡ませてくる。
「拓真さん……」
「ん?」
華奢な腰を抱き寄せ、肌と肌を密着させる。
「好き」
言ってギュッと縋り着いて来た。返す様に一度抱き締めて腕を緩めると、真純から唇が重なって。
立ち上がってくる甘い香り。
愛しくて堪らない。
柔かな唇に啄ばまれ、腹の底が熱くなる。舌を出すとピクリと震える。でも止まることなく真純の舌が重なった。
真純……
絡ませ、吸い上げ、歯列をなぞって徐々に深く。
「ん……ふっ……」
上から覆い被さる様にしてさらに奥まで侵食していく。
真純の息が上がってる。
上気した頬に赤い目元。長い睫毛に縁取られた黒目がちな大きな瞳は涙に潤んで俺を写す。
艶めいた眼差しにゾクッときた。
後ろから真純を抱き締め、何度となく口付けた。項から肩にかけ淡い朱に染め上げ、肩を竦ませる。舌を這わすと細い声で啼く真純。甘く香って震える身体が愛しくて。
「愛してる」
耳元で告げると真純が身を捩った。振り返って俺の首に腕を絡ませてくる。
「拓真さん……」
「ん?」
華奢な腰を抱き寄せ、肌と肌を密着させる。
「好き」
言ってギュッと縋り着いて来た。返す様に一度抱き締めて腕を緩めると、真純から唇が重なって。
立ち上がってくる甘い香り。
愛しくて堪らない。
柔かな唇に啄ばまれ、腹の底が熱くなる。舌を出すとピクリと震える。でも止まることなく真純の舌が重なった。
真純……
絡ませ、吸い上げ、歯列をなぞって徐々に深く。
「ん……ふっ……」
上から覆い被さる様にしてさらに奥まで侵食していく。
真純の息が上がってる。
上気した頬に赤い目元。長い睫毛に縁取られた黒目がちな大きな瞳は涙に潤んで俺を写す。
艶めいた眼差しにゾクッときた。