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歪んだ三重奏 ~ドS兄弟に翻弄されル~
第14章 訊問

ミレイは咄嗟に玄関に顔を向ける。

「久保山くん?」

彼が戻ってきたのだろうか。


カチ…


飲み物を買いに行くと言っていた。


カチ…


いい加減、帰ってきてもおかしくない頃合い。


でも……



──カチッ



「…ッ…だれ…?」



横向きになっている鍵のつまみ。

カチカチと音はするのだが、つまみは依然、動かないままだ。



彼女の目が玄関のドアに釘付けになっていると…



“ ……開いた ”



ガ──チャ‥



何かが上手く噛み合った音がして

つまみがようやく、縦に回った。





「‥久保山、くん‥‥でしょ‥?」


「…残念ながらね」


「──…っ」



嫌な予感とは当たるもので

ドアを開けたその隙間から姿を現したのは、ナツであるはずがなかった。



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