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インスタントコーヒー
第5章 その後
好き、も言えてなかった。
先生とちゃんとした恋愛をしてしまうのが怖かった。
先生は遊びのつもりかもしれない。
傷ついてる私に優しいだけかもしれない。
私のこと、どう思っているのかわからない。
思いを伝えたら、そこで全部終わっちゃうかもしれない。
もし、万が一先生も私のこと、好き、って思っていたとしても
いつかは裏切られる、かもしれない。
教師と生徒がこんな関係なこと自体、大問題なこともよく分かっている。
今、先生と私はいわゆる『セフレ』。
こんなの全然望んでる形じゃない。