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インスタントコーヒー
第6章 本当の気持ち〜結城先生side〜
夕方インターホンがなる。
アヤがまた来た。
昨日河原のとこで会った時と同じ顔をしていた。
アヤがこんな状態なのに自分勝手かもしれないが
俺はアヤが来て嬉しかった。
アヤは突然キスをした俺を怖がってるんじゃないか、
もう頼ってくれないんじゃないかって
思っていた。
今日はちゃんと、アヤの支えになろう。
教師として
男として
昨日みたいに欲望に負けてはいけない。
アヤに対して、『かわいい』以上の感情が生まれたって
それは俺の問題。
アヤに押し付けちゃいけない。