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玩具遊戯
第1章 七瀬
下着とかも用意してある物だけを着用してください」

「わかりました」

七瀬は頷くと隣の部屋に移動した

七瀬が戻る前に俺も用意しなければならない事もあった

「あの…これで良いですか?」

丁度用意が整った頃、指定した服を着た七瀬が戻ってきた、ノースリーブのシャツの胸の辺りを腕で隠しているのはブラジャーを与えていないからだろう…

「ゲームに使うバイブだけど、三種類から選んで欲しいんだ、これと塗る媚薬の強さで貴女にお渡しする成功報酬が決まる」

「希望額はお伝えしてますが…」

「それは知ってるけど、一応ルールだから、貴女が選んだ組み合わせでチャレンジしなければフェアじゃないでしょ?」

「どれなら希望額に達するんですか?」

七瀬が苛立つ様に言った

「一番大きい奴と一番強い薬の組み合わせかな…ただこのバイブは結構優れモノで…」

「それしか無いなら最初から言ってください」

七瀬は俺の手からバイブの箱と薬の小さなケースを奪った

「用意は自分でしてね、貴女が自分で準備したモノでゲームしないとフェアじゃないでしょ?」

最初バイブに電池を入れるのに戸惑ったが、七瀬は顔をしかめながらバイブに媚薬を塗っていた

「それじゃあ最後に俺が七瀬さんを後ろ手に手錠をかけて、秘所にバイブを挿入したらゲーム開始ね」

「安心してよ、ゲームが決着するまで俺は貴女に触れないからさ…」

手錠のカチカチと言う音だけが部屋に響いた

「それじゃあ入れるよ」

「んっ…」

バイブを入れる時に七瀬は小さく甘い声を出した

「ゲーム開始」

俺はスイッチを押した
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