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好きと愛してるの間
第10章 それぞれの思惑 想い 念い
必死に仕事を片付けて昼過ぎに一区切り 慌てて海外事業部に ルカさんが「待ってたよ 午後から打ち合わせなんだ近藤は今日休みにしたよ」なんだか偉そう
「了解しました」
会議に打ち合わせ 書類をまとめたりバタバタ 慣れない仕事に戸惑うけどやるしかない 
「榊さんこれは?」もう!自分でやれば良いのに
「こちらの書類です でまとめたのがこれです」明日出勤する近藤さんがわかりやすいように細かく丁寧に
時間なんてアッと言う間

時刻は七時過ぎ とりあえず終わり
「終わりですか?」私が聞くと「そうだね ありがとう」ルカさんが答える「失礼します」さぁ今度は自分の残りの仕事

「あなた今日も残業?もしかして仕事出来ない感じ」又来た 集中してたから近くに来てたの分からなかった 
「大和の足引っ張ってるんじゃないの?出来ない部下じゃ可哀想」ムカつく てか何様!
「大和優しいから 色仕掛け?同情してもらって恋人の位置に居座るなんて最低ね」何でこの時間にこの人がいるの?時刻は8時半過ぎ もう少しで終わるのに 無視
「聞いてるの?当たってるから言い返せないんでしょ ほんと呆れるわ だいたい
「いい加減にしろ!」何?課長?オフィスの入り口から声が「榊さんは僕の優秀な部下だ 人事課の君こそこんな時間まで何をしてるんだ?現状の不満を当たり散らさないで今出来る事をコツコツやるべきではないのか?」怒ってる?
「何よ!こんなダメな部下を庇うなんて大和変わったわね」最悪 内輪揉め 帰りたいのに
「君こそ」あぁ面倒「はいそこまで 私は帰りたいのでお二人でゆっくり話して下さい お疲れ様でした」もう少しだけど明日早く来るしかない 最悪
全部片付けて「お先に失礼します」
課長の横を通りすぎ駐輪場に 疲れた

「待って 榊さん」課長が走って追いかけてきた ヤバイ 関わりたくない
「話をさせて 少し時間くれる?」面倒きたよ
「明日ではダメですか?」私の自転車のかごに手をかけて「飲みに行こう ね」嬉しくない「はぁ」雰囲気が断れない 帰りたいのに
「少しなら」自転車を置いて駅前まで歩く

「こっち 隠れ家みたいで気に入ってるんだ」控え目な看板 和食かな?
「いらっしゃいませ」奥にとおされて
「タクシー代払うから飲もう 好き嫌いない?」頷くとメニューを頼んでくれる 携帯でるいにライン 話早めに切り上げて帰りたい




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