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第10章 それぞれの思惑　想い　念い

「これからって　休みなんだ頼む助けてくれ！」私も休みだよ　断れば良いのに
「気分を害すわけにはいかないんだ」確かに　パソコンを見ながら
よしこれでいこう　


「先方に仕事の事を話しました　了承して頂きましたのでお休みで大丈夫ですよ」さぁ片付けしなきゃ
身体の怠さは大丈夫だと言い聞かせてる感じかな

片付けして奥にシャワーしてベッドに明日はどうなるんだろ


電話？まだ眠いけど気になって起きる
また常務から　無視出来ないかな
だるい身体をゆっくりと眠りから引きずり出す
「どうしましたか?」
電話口で　
「なんだ今度は　俺は難しい恋をしてるのか?君も共犯者になってもらうからな!」仕事に恋してるんだからいいじゃん

「お仕事と結婚したようなものだから難しい恋かと思いまして先方もわかって頂けたみたいなんですが確か大丈夫ですなんとかします」知ってる人てか父の飲食店の常連さん
メールでやり取りするぐらい　
今回の事を連絡するとすぐ電話が
「美優ちゃん元気か　助かったよ結婚記念日をど忘れしてたんだが花を渡すと上機嫌になって　常務の件は大丈夫だよ　すぐ忘れるさ明日一緒にゴルフだから言っておくよ　又妻を連れて食事に行くから」少し世間話をして電話をきる
父にラインして　身体はだるいけど目が覚めちゃったな

晩御飯の用意しよ　今夜は月が綺麗に見えそうだから
そうだお団子
さっきお弁当を届けた時皆疲れた顔してたからこれも持って行こう
「みゆちゃんいい匂い？」芋を茹でてるからかな　しかしすごい嗅覚　ゆきとさんはこれから仕事　ならば
「お握り持って行きますか?」に大喜びしてる　カウンターに
焼き芋にアイスをのせて渡すとニコニコしながら食べてる
なんだかゆうくんみたい

おにぎりは俵型　ゆかりにたくあんを混ぜたの　ツナマヨにたけのこの小さく切ってまぜたの　
「これなんや」にめんたいこと青のり混ぜたのですって言うとおにぎりをパクって　
「美味い！ヤバイあーツナも美味いたけのこの食感と和の味付けヤバイ合う　唐揚げも゙卵焼きも仕事頑張れる!」
良かった　お弁当に2人前ぐらいあるけど
「大丈夫やで幸せや　いっぱい食べて元気に働くでありがと」