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好きと愛してるの間
第3章 始まりと新しい生活
大丈夫ですよと言うとるいさんが「荷物これで全部?」って小さな声で言ってくれた私は迷ったけどやっぱり「もう少しあります」って言って奥の部屋へ二人を案内した
そこはキッチンと言うより厨房になっていて沢山の鍋や機器類が直ぐにでもお店が出来るぐらい揃っていて私の愛用の物が何点かあり引っ越しして一人暮らしをするとあきらめなきゃって思っていたものばかりだ

「すごい。お店のキッチンだね。とりあえずどれ持ってく?全部丸ごとは無理だけどいる分だけ後は何とかしてあげる。」って言ってカメラをとりだしたるいさん

私はその意味もその時は深く考えず只少しでも引っ越しの荷物に持ってく事が出来て嬉しくて作ったお蕎麦と何点かの調理器具を二人にお願いした




「車は?」って聞かれたから「私の車は近くの駐車場にあります」って言うと引っ越しのトラックはゆきとさんがるいさんは私の車に乗ることになった
案内すると「左ハンドルカッコいい」って
「運転する?僕が運転しても良いけど?」と言ってくれたが私の唯一の贅沢と楽しみの車はやっぱり自分で運転したくて「私が」と言って車に乗り助手席にるいさんが乗った

「何でも言って 遠慮は要らないから。」にこって笑うるいさんに少しドキドキしながら私は車を走らせた




マンションに着くと駐車場は皆がとめる場所より奥で三台分位スペースがあった「みゆちゃんのここね。僕のは今実家にあるから ゆきちゃん荷物運ぼう」
「ゆきちゃん言うな ヤバい意外車はジープタイプで左ハンドルみゆちゃんカッコいい 俺の彼女にならへん?」「ならない」ってるいさんが即答そんなやり取りが楽しくて笑ってしまうと「お腹すいた。早く引っ越し終わらそ」ってるいさんエレベーターに案内してくれた   
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