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恋するアイドル❤︎〜内緒の発情期〜
第1章 初めまして、恋するアイドルみゆりです❤︎
若手ながらその手腕を買われ一気に社内の幹部にのし上がれるはずだった彼。
どういう訳かこの売れるか分からない力押しでも売れない新規アイドルプロジェクトの末端、カフェの店長なんて役を進んで引き受けたという。

頭悪いのかなー?とか、最初は馬鹿にしてた。
だって目付きも顔も悪かったし。
どちらかと言えばちょっと気持ちわるい……。
そう思ったくらいにはブサイク。
働きすぎなのか血色も悪いし身体もひょろひょろ。
なのに左手にリングをハメていたことが、なんだか気に障った。
でも翌々日、マネージャーから受かったと連絡を貰った時は素直にビックリした。
内容を聞けば、あくまで普通のカフェの店員として勤務するらしいとのこと。
ちゃんと時給も発生するようだ。
説明会からカメラも入ると言われた。

なら可愛くしてかなきゃ。

そう奮起して前日はヘアサロンでトリートメントを受けた。
でも心底不安だったのは、あの人とうまくやっていけるかどうか、だった。
威圧感が馴染めそうにもなかった。

怒鳴る人だったらどうしよう。
お父さんやお兄ちゃんみたいに。
……見たまんま怖い人だったらどうしよう。

それでもとくとくと時間は経過し、待った無しに説明会の当日はやって来た。

「はい、皆さんこんにちは!今回このアイドルカフェdólceの店長を任されました八反田二三助と申します。はったんだふみすけ、ね、変な名前でしょ。数字がいっぱいで‼︎そこかよっ!って突っ込みは、ナ シ で!」

――思っていた以上に変な人だった!
そしてまさにこの瞬間、あれ?なんでだろう。
笑顔が可愛いかも……?
そう思ってしまったのだ。

この人ちゃんと笑うんだ、って。

ギャップに弱いだけとか、そんな簡単な言葉で括るだけでは脆弱過ぎると反発してくる面映ゆい感情。
まさかこんなブサイクな人で。
それも結婚している男性で。
そんな胸懐に染まるなんて自分が信じられない!!!
ほらよく見てよ私!!!
あの開いているのか閉じているのかも判断しかねる細い目!!!
広がった上向きの鼻の穴!!!
たらこ唇!!!
ガリガリのもやし過ぎる身体!!!

うわ……きもちわる……。
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