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怪しい薬の研究所
第3章 莉央菜と宮元の夜
宮元は実験室Cのドア前まで来ると、コンコンコンと三度ノックをした。
中から莉央菜が「はーい、どうぞ」と声をかけたのを聞き、「失礼します」と言ってドアを開く宮元。
ニヤニヤを隠し切れないまま、宮元は部屋に入ると、ドアを閉めた。
莉央菜が微笑みながら声をかける。
「もう掃除や後片付けは終わったの? えらく早いわね」
「そりゃあ、もう大急ぎでやりましたから!」
「きっちりやってくれたんでしょうね? 明日の朝チェックして、杜撰(ずさん)なやり方が判明したら、今度はご褒美じゃなく、罰を与えるわよ」
笑顔で言い放たれたこの言葉に、苦笑しながら「大丈夫ですよ」と答える宮元。
中から莉央菜が「はーい、どうぞ」と声をかけたのを聞き、「失礼します」と言ってドアを開く宮元。
ニヤニヤを隠し切れないまま、宮元は部屋に入ると、ドアを閉めた。
莉央菜が微笑みながら声をかける。
「もう掃除や後片付けは終わったの? えらく早いわね」
「そりゃあ、もう大急ぎでやりましたから!」
「きっちりやってくれたんでしょうね? 明日の朝チェックして、杜撰(ずさん)なやり方が判明したら、今度はご褒美じゃなく、罰を与えるわよ」
笑顔で言い放たれたこの言葉に、苦笑しながら「大丈夫ですよ」と答える宮元。