この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
怪しい薬の研究所
第3章 莉央菜と宮元の夜
莉央菜が柔和な表情を崩さずに言った。
「宮元君のことだし、きっとしっかりやってくれたと信じてるわよ。さてさて、そんなことよりも、ご褒美だったわね」
待ってましたとばかりに身を乗り出す宮元。
そんな宮元の様子を見て、莉央菜はおかしそうにくすくすと笑って言った。
「だから、なんでそんなに真剣で必死なのよ」
「え~、だって仕方ないじゃないですか! 夢見てたことが実現するんですよ!」
「そんな大げさな。宮元君にとっては、別に『初めて』ってわけでもないのに」
宮元の必死さが、莉央菜にとってはツボのようだ。
「宮元君のことだし、きっとしっかりやってくれたと信じてるわよ。さてさて、そんなことよりも、ご褒美だったわね」
待ってましたとばかりに身を乗り出す宮元。
そんな宮元の様子を見て、莉央菜はおかしそうにくすくすと笑って言った。
「だから、なんでそんなに真剣で必死なのよ」
「え~、だって仕方ないじゃないですか! 夢見てたことが実現するんですよ!」
「そんな大げさな。宮元君にとっては、別に『初めて』ってわけでもないのに」
宮元の必死さが、莉央菜にとってはツボのようだ。