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怪しい薬の研究所
第4章 高校生の友人同士が……
「さすが、宮元君ね。鋭くてびっくりしちゃうわ。私がセックスの後で、すっかりリラックスした気分になって、ぺらぺらと研究成果を話しちゃうのも考え物かしら。きっと、昨夜の最後のセックスの後、私が話したことで、思いついたんでしょ?」

 今は期間限定ながら恋人同士という間柄ということで、ここのところ連日、宮元は莉央菜のアパートの部屋に泊まりこんでいるのだった。

 毎日、就業時間後は、夕食をともにしたあと、二人で莉央菜の部屋へと帰り、一緒に風呂に入ったり、ベッドで愛し合ったりしているのだ。

 別に恋人同士だからといって、何も莉央菜の部屋に泊まりこむ必要などないのだが、宮元が強引に頼み込み、「恋人同士って約束だ」と力説すると、莉央菜も拒絶できないのだった。

 そして、前日の性交のあと、繋がって抱きしめあったままの状態で余韻を楽しんでいるとき、莉央菜が研究の状況について色々と話していたのを、宮元はしっかり聞いていたということだ。

 必然的に、前日の激しい性交を思い出してしまった宮元は、股間を反応させ始めながら言った。




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