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怪しい薬の研究所
第4章 高校生の友人同士が……
「でも……! そんなことしちゃったら、私たち……!」

「ここで起きたことは、俺たちだけの秘密にすればいい! 誰にも言わないし、俺も二度とこのことを話題として持ち出さない! あと、俺はそこまで馬鹿じゃないから、一度そういう関係になったからって、『付き合ってくれ』とか『またやらせてくれ』とか、そんなことは絶対に言わないから!」

「う、うう……」

 左手で頭を抱える桜子。

 空いている右手は、秘所をこすり続けていたが。

 身体の甘い疼きが抑えきれず、桜子の気持ちは「承諾」に傾きつつあったものの、やはりそれでも自らOKを出す勇気が出ない様子だった。

 それでも、声を振り絞って懇願し続ける徹。

「一度だけでいいから! 俺を助けるため、って思って……してくれ……頼む! なるべく優しくするから! それに、今こういう状況だから隠さず言うけど、前々から桜子のことは『可愛いな』とは思ってたし。もっとも、俺は二度とこういうことを桜子には言わないから……今日のことは一切秘密にするし、これからも今まで通り接するから……。だから頼む! 俺を助けてくれ!」




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