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怪しい薬の研究所
第1章 大学生の友人同士が……
 ペットボトルのお茶を時折飲みつつ、回答を記入していた太一と凜だったが、徐々に様子が変わってきた。

 二人とも、脚をもじもじと動かし始めたのだ。

 お茶の中に仕込まれた薬が、その牙をむき始めたのだった。



 ふとペンを置き、立ち上がって言う太一。

「お手洗い行ってくる」

 そして、出て行こうとドアノブに手をかけたが―――。




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