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怪しい薬の研究所
第4章 高校生の友人同士が……
 余韻を楽しみつつも、莉央菜が鈴木に声をかける。

「鈴木、よくやったわ。私が満足してたこと、田中と佐藤にも伝えておいてね」

 全裸で宮元と繋がったままの莉央菜から発せられたこの言葉は、鈴木の頭にはすんなりと入ってこないようだった。

 莉央菜の口調は、普段通りの冷静さだったが。

 鈴木は返事することも忘れて、莉央菜の充足感溢れる端正な顔や、宮元が隠しきれていないわき腹や脚などを、食い入るように見つめている。

 たまりかねて、莉央菜が言った。

「鈴木! 勤務時間でしょ、いつまでボーっとしてるのよ! 報告が終わったら、さっさと出て行く! これ以上私をイライラさせたら、給与査定に響くわよ!」

 鈴木は慌てて、「申し訳ございません。失礼しました」と言いつつも、小声で続ける。

「でも……莉央菜所長と宮元さんだって勤務時間なのに……」

「鈴木、何か言ったかしら? 友矢君と私は休憩中なんだけど?」

 ばっちり聞こえていた莉央菜が、声を荒げて言った。

 鈴木が立ち去ろうとドアに向かいながら、さらに言う。

「お二人はお付き合いされてるのですか?」

「そうよ、何か文句あるの? いい加減にしないと……」

 そこで、何気なくモニターに視線を移していた宮元が、莉央菜の言葉を遮って言った。




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