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怪しい薬の研究所
第4章 高校生の友人同士が……
 宮元が頷きながら答えた。

「確かに、試す価値はありそうですね。成功すれば、いい映像が撮れそうでもありますし」

「でしょ! 決まりね! あ……鈴木、いいところに!」

 ドアのそばにぼんやりと突っ立ったままの鈴木に目をやり、嬉しそうに言う莉央菜。

 突然、再び話の矛先が自分へ回ってきたため、鈴木はビクッとして答える。

「は、はい、作戦Dですよね。かしこまりました」

 命令されるまでもなく、莉央菜の意図を理解して答える鈴木。

 莉央菜が満足そうに言った。




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