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怪しい薬の研究所
第1章 大学生の友人同士が……
 一方の太一も同じく汗だくだった。

 汗の理由は、凜と同じだろう。



 あくまでもさりげなさを装って、悪態をつきながら再び着席する太一。

「まったく、最悪だな! とりあえず、さっさとこの作業を終わらせて、もう一度電話を鳴らすぞ。そうすれば、『とっくに作業が終わってるのに、何度電話しても出ないじゃないか』と文句の一つも堂々と言えるし、詫び料もいくらか追加してもらえるかもしれないな」

 そう言って、身体を揺らしつつも、どうにか耐えて、作業を続行しようとする太一。



 だが、凜の方はとっくに限界が来ていた。

 全く集中できなくなっており、声こそ漏らしていないものの、手の代わりに両脚をひっきりなしに動かしている。

 既に凜は、太一も自分同様に苦しんでいることを悟っており、また、太一の方も自分の様子に気づいているのだろうという確信を持っていた。




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